番外編・マスコミのお話を少々・・・
先日、お悩みのお話を頂きましたので、
テレビや雑誌など、マスコミの話を少ししたいナと思います。
テレビや雑誌は、食べ物・食材・お料理に飲食店紹介など、
テレビの番組表だけでも食にまつわる情報を取り上げたものは、
日々ものすごい量、氾濫しています。
それらがこれだけ多くの情報をさまざまな見せ方で取り上げるのは、
視聴者や読者が食に関する情報にとても興味があるからなんですね。
そこに落とし穴が存在します。。。
日本人の素直な国民性は、時にマスコミの情報に流されやすい傾向があります。
「これは健康にいいですよ!」とか「これはダイエットにいいですよ♪」
などの情報を流すと、すぐにスーパーでその食材は売り切れを余儀なくされます。
また、その逆も然りです。
「これは健康に害を及ぼします」と言った途端に「やばい!食べちゃったよ!」
と大騒ぎになってしまいます。
いいものに関しても、悪いものに関しても、
きちんと栄養士さんたちは、健康や栄養について研究・調査した内容を
皆様にお伝えして、みんな健康になって欲しい!という、純粋な気持ちで
マスコミでお話したり、書籍を出版したりしています。
ですが、マスコミには売上や視聴率のノルマが存在し、
専門家の話を一般視聴者が食いつきそうな部分のみに
固執した表現をしてしまう事があるのです。
その影響の絶大さもよくご存知で、それでも正誤に関係なく流しています。
私もテレビで情報番組を見て、
「そこだけ言うの?これは誤解されるわ・・・」と思ったり、
「カンタン飯!」とか取り上げて、ご飯に市販のポテトチップスを砕いて乗せ、
「うちのお昼ご飯です^^」なんて言っているお母さんの横で、
お子さんが美味しそうにほおばっている姿を見ると、
「世も末だ。。。」と思ってしまいます(T_T)
マスコミの操作に振り回されることなく、
自分にとって何が大事か?なにを信じるか?
情報過多で大変難しいですが、自分の気持ちにきちんと根っこを生やして
太い柱を立てて生きたいものですネ!
すべては、「バランス」です(^^)v